2016年3月26日土曜日

メモ -ossの発音

承前。-ossで方言形、外国語を除く。

  1. 本命 /ɔ/: boss, foss, loss, toss, ...
  2. 対抗 /ɑ/: floss, gloss, doss; 語末以外はこれなので、切断によるものも: pross
  3. 例外 /oʊ/: gross

2016年3月24日木曜日

メモ -ough の発音

承前 -ough# の発音。方言、廃語、固有名を除く。複合語、派生語は

  • 本命: /ʌf/ 例: enough, rough, tough, slough "抜け殻", ...
  • 対抗: /aʊ/ 例: bough, plough(=plow), slough "ぬかるみ", ...
  • 例外: /oʊ/ 例: dough, though
  • 例外: /ɔf/ 例: cough, trough
  • 例外: /u/ 例: through
  • 例外: /ʌp/ 例: hiccough (=hiccup)
  • 強勢なし: /oʊ/ (さらに /ə/) thorough, borough, furlough, ...

2016年3月23日水曜日

メモ -oo+閉鎖音の発音

-ooC# (Cは閉鎖音の発音)。 可能性は、/u/, /ʊ/, /ʌ/ (日本の辞書では /uː/, /u/, /ʌ/)で、 主に最初の2つ。 Cによって、発音が変わる。

  • -oopのばあい: /u/、 ただし、方言によって /ʊ/になるもの (例: coop "(小動物用)小屋"もある。
  • -oobのばあい: /u/。
  • -ootのばあい: 原則 /u/ (例: boot)。
    • 頻度の高い例外として、/ʊ/ にfootとsoot、 および、 それらからの派生語・複合語。
  • -oodのばあい: 原則 /u/ (例: food, mood)
    • 例外として /ʊ/ good, hood, stood, wood および、それらからの派生語・複合語。
    • さらに例外として /ʌ/ blood, flood および、それらからの派生語・複合語。
  • -ookのばあい: 原則 /ʊ/ (例: book, cook)
    • 例外として /u/ があるが俗語か方言形 (例: kook, gazook)
  • -oog のばあい: 原則 /u/ であるが、俗語か方言形(doog, boog)。
    例外は goog /ʊ/、Moog /oʊ/

まとめなおすと:

  • -ook 以外は /u/
  • -ook は /ʊ/
  • /ʊ/になる例外は、foot, soot, good, hood, stood, wood
  • /ʌ/になる例外は、blood, flood

2016年3月17日木曜日

メモ -ost の発音

英語の発音がよくわからないので、メモ。 なお、-oost, -oastを除く。 だいたいは研究社『リーダース+プラス』(1996, EPWING CD-ROM版)による。 ただし、発音記号はUS英語に使われているものに変更。

※ 不正確な部分があったので修正(2020-01-24)

  1. /oʊ/ - ghost, host, most, post および、それらの派生語。(日本の辞書では/ou/)
  2. /ɔ/ - cost, lost, frost, Pentecost など。(/ɔː/)
  3. /ɒ/ - glost, 《肋骨》の意味のcost(a)などギリシア語起源のものなど。専門用語が多く、ふつうの英和、OEDにもないものがある。
  4. /ʌ/ - dost
  5. /ə/ - provost など(副)強勢がないもの。

/ɔ/と/ɒ/は、融合している方言もあるせいか、『リーダース』といくつかのネットで見られる辞書で 発音が違うもの、両方書いてあるものがそれなりにある。 われわれ外国人だとどちらでもいいんだろうか。

sight words として、ghost, host, most, post; cost, lost, frostを覚えて、残りは/ɑ/かな。