日本語以外を専門とするものとして、 アクセントのない語というのが、不思議なのである。
その単語自体にアクセントがなく、 近接する語と同じアクセントのグループに入る clitic 接語がある言語は多い。 ところが、日本語のアクセントのない語 (金田一語類の名詞 1類) は、 そうではなく、自立語である。
多くの方言では、 アクセントと声調についてのいろいろな規則があるので、 それを破らないためには、 〈アクセントがある〉という規則を破ればいいという 最適性理論的に考えたい。 ところが、1類には単純語と考えたい語が多いので、なやましい。
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