給油所に「福島県民お断り」看板 県災害対策本部に報告(福島民報 2011年4月9日) という状況で、もうなつーか、自然科学教育がうまくいっていないなあ、と。 量的なみつもりの弱さがねえ。
とりあえず啓蒙で、この手の QA を読ませてるぐらいなのか。 東日本大震災:放射線Q&A 被ばくはうつらない/衣類のほこり軽くはらって /福島 (関雄輔、毎日新聞 2011年2011年4月5日):
--被ばくは人にうつるのでしょうか?
◆被ばく自体はうつりません。放射性物質をチリのようなものと考え、きちんと衣類などから払い落とせば、うつることはありません。
多分、フツーの人にとって〈悪いもの〉のプロトタイプはケガレで、 これがよく分かんない存在だけど、うつるという感覚があるようだ。 そんなことないわいと啓蒙活動を各地の理科教育の人よろしく。 放射線を出すのは特定の種類の原子で、もちろん人ではない。 万が一、服や車についてたとしても 放射性の原子の数も少ないので、普段の放射線の変動の幅の中に入ってしまう。
僕たち悪人は悪意をもとに情報を集め計算して行動するけど、 フツーの人たちは善意と常識を基礎に直感で行動していて、それが結果として差別になっている。 だから、非難をするときに注意しないと差別が悪化する。 とりあえずは無知を解消することからだけど、 自尊心を傷付けないようにしないと態度を硬化させてしまう。 コミュニティのキーパーソンにこれやられると、大変ウザイ。
;; けど、公人は公式の場で謝罪させないと社会的に問題が解決しない。 そのときに〈俺は悪くない〉と言い出すような奴は、公職に付けては絶対いけない。 なんだけど、 こういう奴の方がフツーの人たちにとっては言っていることが分かりやすいから 人気が出やすいんだよなあ。 某国の新聞読んでいて、日本の政治家の発言が出てると、暗い気分になる。
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