;; 気分が乗らないので、半分ヨタ。
伝統的な箸の持ち方はマナーの問題にされやすいが、 むしろ進化論的方法で最適化された、箸での作業のしやすい持ち方だと 考えた方がいいのだと思う。
箸の持ち方が「変」な人も多い。 困ったことに、箸はどう持つといいかを明確にはアフォードしてくれないことだ。 そのせいで「小さな山」を登ってしまったのが「変」な持ち方をしている人と 考えられる。
最適解に近くするには「小さな山」の近傍からズレないといけない。 そうするために、 指の位置をえぐることでアフォードする 三点支持箸という製品がある。 「ダメ」な持ち方になじんでいると、 最初のうちは筋肉がちゃんと動かないが、 1週間ぐらいで、なんとかなる(らしい)。
不思議なことに、これを使っていると、 普通の箸でも「正しい」持ち方をするようになる (と通販サイトのコメント欄にはある)。 「小さな山」より最適解の方が楽だし、 アフォーダンスも分かるようになったからだろう。
ただ、こういうのが機能するのって、 矯正した方がずっといい場合。 最初の「小さな山」を降りることを拒否する人もそれなりにいるし。
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