2024年1月28日日曜日

科学はつねに間違っている (スラド日記 2011-05-10)

 経験科学は、いつでも途中の段階なので、 現時点での最良の理論でも問題点がある。 そうでなければ、その分野をやっている科学者がいるはずがない。

それはいいとして。

とりあえず使えるレベルになっている分野だと、 新しい理論の中で、 現時点の理論を 条件付きの定理として近似的に示すことができるはずである。 そうでなければ、新しい理論に意味はない。 なので、現時点の理論も過去の理論も、単純な間違いというわけではない。

だから、 科学者をひとまとめにして間違っていると言うやつは信頼しちゃいけない。

なんてことを、 某氏が Erik Verlinde の Entropic gravity (重力はエントロピー増大の結果という仮説)を 現代の定説で、一般相対性理論は間違っていると書いているの読んで思った。
;; 論評できる能力はないけど、 まだ有力な仮説の一つという段階だと思うんだけど……。

;; 某氏の主張のソースは載せるべきだけど、 なんとなくよりたくないので、貼らない。

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