ユークリッドの『原論』と ヒルベルトの『幾何学基礎論』を比べてみるべき。
例えば「点」の定義は、ユークリッドにはあるが、 ヒルベルトにはない。 「三角形」は両者にある(と記憶している)。 ヒルベルトでは「点」は無定義概念になり、 公理系自体が定義の役割になっている。
「点」のユークリッドの定義「点とは部分と大きさをもたないものだ」 (だったよね)は、 どう「理想化」しているか、 つまり、どう理論と現実を結びつけているかを示している。 これは理論の外にあるので、 現代の数学的な定義ではありえないが、 経験科学であれば、必要である。
「三角形」は両者とも理論の中で定義ができる。
定義についての文献を漁る前に、 辞書類をちょい読んでいるのだけど、 この手を区別が当然するぎるからか書いてない気がする。
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