確率・統計関係でやってみたい教育実践の1つが、 画鋲投げである。 「二重画鋲」と呼ばれる、 金属製で丸い板の下に針がついているものを用いて、 投げたときに表が出る確率、裏が出る確率が何かを問いかけるものである。 私が受験産業にいたころは、教員向けの実践集にあるぐらいだったはずだが、 最近では中学校の教科書にも載っているようだ。
この実践の意図は、根源事象にあたるものが、 2つでも「同等に確からしい」ということがなければ、 それぞれ 1/2 にならないというものであるが、 もうちょい、付け足したい。
実は、画鋲って、二重画鋲に絞っても、 いろいろなものがある。 例えば、針長が 7mm, 8mm, 11mm のものがある。 11mm の足長タイプと、7mmのものでは板の半径と足の比が異なるので、 表裏の確率がかなり違いそうである。
画鋲の種類ごとに確率はあるけど、 どの画鋲か分からない段階で確率とか言われても困るじゃんということは、 やっておきたい。
リテラシーの話ということにして、 表計算の使い方のところにでも入れられるかなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿