2024年1月28日日曜日

高度に発達した哲学は魔法と見分けが付かない (スラド日記 2012-04-08)

 元ネタは、ご存知のもの

科学のルーツは、哲学。 physica (physics) は、古代のコンテキストなら「自然学」、 現代のコンテキストなら「物理学」と訳し分けているけど、 ずーっと繋がっている。 今でも科学と哲学に本質的な違いはないと考えていたりする。 データをどれだけ重視するのか、蓋然性が高そうなことから考えるか否か、 という量的な違いだと思っている。
;; まあ、けど、0.0001 と 0.9999 の違いは、 0 と 1 で近似できちゃうこと多いけどね。

面白い and/or 役に立つ哲学はいっぱいある。 だけど、一部の哲学がどうも好きになれない……。

魔法って、こんな感じがする。

  1. 元の言語で読まないと、 何を言っているのかすら分からない。
  2. しようがないので、 元の言語で読む。 複雑でこみいっているからと表などで整理してみても、 なぜか整理できないか、 きれいすぎる表ができあがる。
  3. 整理したものが役に立たないので、何度も読んでいると、 もっともらしい気がしてくる。 だけど、 現実に使ってみると、偶然以上の結果が出てこない。
  4. 現実に使ってうまく行かなくても、 理論の見直しがされない。
  5. それどころが、支持する人たちが、さらに複雑にしていく。

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