二項分布の極限の1つが正規分布だけど、 それのとても雑な出し方。 たぶん同案はアチコチにあるはず。
nCr*p^r*q^(n-r) = p_rとして、
p_r/p_{r-1} = (n-r+1)p/(rq).
この式はPoisson分布を出すときに使うこと (rが有限でnp=λのままn→∞ならλ/r) があるけど、 変形すると、
p_r/p_{r-1} = 1-(r-np-p)/(rq).
左辺の対数をとると、log p_r - log_{r-1}=Δ(log p).
また、(r-np)/√(npq) = t とおくと、rを1つずらすと Δt = 1/√(npq) なので、
右辺 = 1 - (t-pΔt)/(1+tqΔt)*Δt.
hが小さいと log(1+h)〜h なので、tが有限の数を維持したままで、 n→∞のときΔt→0だから
Δ(log p) 〜 -tΔt
となり、次の微分方程式を満たす(はず)。
d (log p) = -tdt.
この微分方程式を解くと
log p = (-1/2)*t^2+定数.
つまり、
p = (別の定数)*exp((-1/2)*t^2).
全区間で積分すると1となるはずで、それから定数を決めると
p=1/√(2π)*exp((-1/2)*t^2).
雑なので、良い子は真似しちゃダメ。
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